新人SEが知っておくべき、テスト作業計画を行う理由とは? |

新人SEが知っておくべき、テスト作業計画を行う理由とは?

      2018/05/14

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あなたは作業を実施する前に、作業の計画をやっていますか?

この作業の計画をある程度考え、見える形に落としておかないと苦労しますよ。

 

ここで言う作業とは、主に検証作業のことと考えてください。

検証作業とはいっても、単純に手順書を作成してその手順通りに実施して問題が起きなければそれで終わりではありません。

 

検証作業の前に、考えておかなければならないことがあります。

今回は、「新人SEが知っておくべき、テスト作業計画を行う理由とは?」と題して、お話します。

 

検証項目手順書は誰が見るのかを考えること

 

検証実施前に手順書を作成しますが、その手順書は誰がみるか考えていますか?

 

手順書を作成する目的は、作業者が検証作業において操作誤りを防ぐためです。

なので、作業者および、その作業の再鑑者がみるものと思いがちです。

 

では、その手順書の内容で検証目的が果たせているか、誰が保証するのでしょうか。

業務責任者であるプロジェクトリーダーですよね。

では、プロジェクトリーダーに検証内容のチェックを受けて実施許可を得ないまま、検証作業って実施しても良いのですか?

 

プロジェクトリーダーのチェックを受けていない手順書を実施するのは、自分の身を危険にさらすことと同じです。

 

ですから、検証項目手順書を作成したら、まずはプロジェクトリーダーに問題ないことを確認してもらうようにしてください。、

 

検証はどの視点で実施するのかを考えること

 

検証作業は、検証項目手順書に書かれている通りに実施しますが、その時誰目線で作業を進めますか?

 

システムにおける検証は、そのシステムの利用者であるユーザーが不自由なく使えることを保証するために実施します。

 

手順書通り実施しただけでは、作業者目線での作業になってしまいます。

そうなると、設定誤りがあったのにも関わらずにそれを見逃してしまう可能性も起きてしまいます。

検証する前には、誰のために検証を実施しているのかを意識するようにしてください。

 

検証を実施する前提条件は何かを考えること

 

自分が担当する検証作業が出来る番が回ってきたからと言って、すぐに作業に取り掛かっていませんよね?

 

検証作業は、事前に作業項目実施スケジュールを決めます。

 

環境の制約(検証で使用できるサーバ台数が少ないなど)や、人員の制約(検証作業に取り掛かれる作業員が少ないなど)などの問題があるので、その制約の中でいかに上手くすべての検証項目が消化できるかを計画します。

 

作業者はその計画を見て、自分が担当する検証作業を進めていきます。

 

しかし、検証項目によっては前提条件を満たしていないと作業できないものがあります。

例えば、サーバが起動していることですとか、ミドルウェアが起動していることですとか・・・

 

その検証作業を担当することになった時、作業者は事前準備の段階で必ず前提条件が満たされているか確認しなければいけません。

 

満たされていないまま検証しても、検証する意味は全くありませんから注意してください。

 

まとめ

 

検証作業には、検証する目的が必ずあります。

設定誤りがないかを確認すること。

システムを使用するユーザーが不自由なく使えるか確認すること。

前提条件下で実施し、影響が発生していないか確認すること。

 

これらの目的が本来の検証目的ですので、手順書に沿って項目を消化することだけが検証ではないことを覚えておいてください。

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